【紹介】認知症に関する図書を紹介します

たくさんの関連本が出版される中、西宮市の図書館員が実際に読んでおすすめする本を紹介します。(推薦:西宮市産業文化局生涯学習部読書振興課)

認知症について正しい情報を得て、理解を深めるために役立つ図書

①『お母さんは、だいじょうぶ』

楠章子/文 ながおかえつこ/まんが 毎日新聞社出版(2019年)

読書感想文の課題図書にもなった『ばあばは、だいじょうぶ』の作家が書いた本です。実母の介護のなかで大変だったことも、ほっこりとした文書と4コマまんがにまとめられています。

②『老々介護の幸せ』

松島トモ子/著 飛鳥新社(2019年)

著者は、3歳の頃から子役として活躍していたため、お湯も沸かしたことがないほど。そのような生活から突然母親を介護することに。「レビー小体型認知症」の診断を受けるまでがとても大変だったようです。

■介護することになった時に知っておきたい情報の収集や不安やストレスを軽減するために役立つ図書

①『ムリなくできる親の介護』

工藤広伸/著 日本実業出版社(2018年)

介護は、ある日突然始まります。相談する人もなく家族のことだからと、自分一人で抱えてしまう人もいるかもしれません。ムリのない介護を実現するために、制度や人を頼る方法がまとめられています。

②『気持ちが楽になる認知症の家族とのくらし方』

柴田正弘/著 池田書店(2018年)

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